2019年12月04日

<問28>「生駒市の木」に選ばれているのは何?!

 次の文の(  )に入る木の名前を答えてください(漢字なら1字、カタカナなら2字です)。

 生駒市のHPには次のように書かれています。

 生駒市の木は、「(  )」です。市の木「(  )」は、昭和48年の市制施行2周年の記念として、市民から応募のあったものの中から決めたものです。生駒で森の木といえば、「(  )」といわれるほど多くの(  )の木が茂っています。この(  )の木は、年中緑の葉を茂らせ、常に栄える象徴として昔から尊ばれ親しまれているもので、万葉の歌にも詠まれているなど、力強く発展、成長するシンボルとしてふさわしいことから選ばれました。〜引用終わり〜

 この木は、万葉集のみならず、記紀(古事記・日本書紀)記載の歌にも、生駒市内の白谷(しらたに)に起って南へ法隆寺まで峰を連ねる「斑鳩(いかるが)三十六峰」とも呼ばれる矢田丘陵(万葉集や記紀では平群の山と呼ばれていました)の神木として詠われています。この木は、堅くて強く長もちし実(どんぐり)が沢山なる常緑の生命力あふれる長寿・豊穣を象徴する吉木で、その感化を受ければ霊力や生命力を授かると古来尊ばれてきました。現在でも、この木を正月の門松や墓 ・神棚の供花としたり、田の水口や畑に立てたりして、家の繁盛や豊作を祈る習俗があちこちに残っています。

 矢田丘陵は、この木を主とする常緑広葉樹が繁茂する山でした。また、この丘陵は、薬草摘みや狩猟が盛んな場所でした。このようにこの丘陵は、弥生時代以後、記紀や万葉の時代になっても、(  )を中心とした常緑広葉樹林を母体とする縄文文化(自然から生命を授かる狩猟採集文化)が息づく、生命力を与えてくれる山でした。

 (  )が生駒市の木に選ばれるほど多く茂っていることは、矢田丘陵やその西麓(竜田川流域の生駒谷)・東麓(富雄川流域の鳥見谷)等の生駒市内には縄文文化が今も息づいていることを示しています。なお、生駒市が整備管理運営している矢田丘陵遊歩道は気軽に縄文文化の息吹を感じることができる道となっています。


  解答・解説