2016年02月20日

<問19> 仏教芸術(建築・絵画)

 NHKの街歩き番組といえば「ブラタモリ」。15(H27)年7月4日に放映されたのは、第4シリーズの「#11 奈良の宝 〜観光地・奈良はどう守られた?〜<テーマ「文化財の守り方」>」でした。

 この街歩きの中でタモリさんと絶妙のコンビぶりを発揮して人気を急上昇させてきた桑子アナウンサーと共に、今回、タモリさんは、奈良時代に建立された大仏殿と大仏の1300年間のいくたびかの修復・再建の工夫・苦心のあとを探索・探査した後、大仏建立と同時代に聖武天皇の勅願により行基が開創したと伝えられる、生駒市俵口町にある真言律宗のお寺を訪れました。

 このお寺の本堂は鎌倉時代に建てられた重要文化財で、2012年9月から2016年秋完了の予定で全面解体し組み直す大規模な修理工事が行われています。この修理現場に潜入したタモリさんは、宮大工(何と県庁職員!)に弟子入りし、カンナがけの技を磨き(↓下図<クリックで拡大>)、その腕を認められたタモリさんは、修理を終えた2つの木材の結合部を固定するための込栓こみせんを打ち込ませてもらいました。その込栓はそのまま次の修復までの200〜300年、「タモリが修理した痕跡」として生き続けます。タモリさんいわく「(もう)他人ひとの寺って感じしないよね!」(このお寺の別名を「タモリ寺」にしようという声もあるようです。)

ブラタモリ 入り.jpg

 タモリさんは、今回、重要文化財では初めて導入された、制震ダンパー(地震の揺れを軽減する部品)も見せてもらいました。ボルトを使うために古い木材に穴を開けてしまうことになり、文化財の修理としては異例の手法。これには葛藤があったと、県文化財保存事務所の修理担当者は語りました。その是非の判断は後世(次の修復の200〜300年後)に委ねられることになります。

 こうした、さまざまな努力によって奈良の宝(文化財)は守られてきました。

(1)それでは、タモリさんも奈良の宝を守るために一役かった痕跡が残る生駒市にあるお寺とはどこでしょう。次から選んでください。

     

     長福寺  竹林寺  長弓寺  圓證寺  円福寺


(2)また、このお寺の修理工事中に、極楽浄土に住み美しい仏の声を発するとされる想像上の鳥(鳥の姿をした菩薩ともいえる)が本堂内部の柱に描かれていることが発見され、復元されたのが下の図ですが、この想像上の鳥の名はなんでしょう。次から選んでください。


  鳳凰ほうおう 朱雀すじゃく 迦楼羅天かるらてん 迦陵頻迦かりょうびんが

迦陵頻迦.jpg



*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*